長くモノを使うには、
メンテナンスが必要である。
そんなことはわかりきっているのに、
“まだ使える”、“様子を見よう”
と、先延ばしにして、
どうにもならなくなるまで
何もしない…って、”あるある”だ。
建物だけでなく、身体もそう…
余計なお金を使いたくないし、
専門家の金儲けに利用されたくない。
中年の自分には
わかりみが深過ぎて、イタかったぁ…
老朽化したプノンペンの集合住宅、
ホワイト・ビルディングの
取り壊しを巡る日常を描いた作品。
2021|ニアン・カヴィッチ
第22回東京フィルメックス コンペティション