2022-06-23 『時代屋の女房』映画感想 ”待つ”苦しみと愉しみ アジアの映画 アジアの映画-日本映画 私は渡瀬恒彦さんに昔から憧れていて、TVドラマ・十津川警部シリーズのファンでもある。彼はハードボイルドな雰囲気が魅力的なのだけど、骨董品店にユルい感じで座ってるのも悪くない。疑問や不安を口に出すことなく、女のことなんかでモヤモヤしている表情がたまらない!また、男を振り回す夏目雅子の魅力には不思議な説得力がある。映画の中でふたりが結婚する運びはないが、ハッピーエンドを予感させる清々しいラストがよき。1983|森崎東