人生の終盤、彼は思い出す。
命を救ってくれた友との
約束を果たしていないことを…
アルゼンチンからポーランドへ。
道中に出会った他人のあたたかさに
ほっこりする。
ユダヤ人の彼が
絶対にドイツを通りたくない、
という気持ちは当然だろう。
だが、意外な出会いにより
”かたくなな気持ち”を手放すことに…
この心情を描いた作品って
今まで観たことがない!!
人は苦しみを忘れない。
だが、
助けられた感謝の気持ちもまた、
忘れないものである。
「家(うち)へ帰ろう…」
70年ぶりに再会した友の
あたたかさにも涙。
2017|パブロ・ソラルス