『夢追い人』映画感想 諦めるきっかけはいくらでもある

古典芸能を極める人は
とてつもない苦悩があると思う。

需要の少ない、狭い世界であっても
簡単にトップになれるわけではなく、
高評価が得られたとしても
収益に結びつくとは限らない。

音楽の道で食べていくのは
至難の業…

ジャンルを変えるなど
需要の高い道に鞍替えする者を
憎々しく思う一方で、
ジェラシーもある。

母にけしかけられる就職や結婚、
重ねてしまう年齢…
わかりみの深さにうなだれた。

夢見た成功には手が届かなかった彼。

だが、彼がこれまでの自分の人生を
否定していないといいな、と
思わずにはいられない。


2020|チャイタニヤ・タームハネー

第77回 ベネチア国際映画祭(2020) 最優秀脚本賞

夢追い人 | Netflix (ネットフリックス) 公式サイト