近年、女性が自分の意見を
くちにできるようになってきた。
それを嬉しく思う反面、
男性は女性をどう思っているのかが
気になることがある。
この作品は、下着という
極めてプライベートなものを
見ず知らずの男性に触られるという、
微妙な空気感のシチュエーション…
そこまでして持ち主を探す理由が
あるのか?と思いつつ、
ふざけた女性の多さにも
苛立ちを覚えた。
親切や誠意は伝わらず、
感謝すら求めなくなり…
報われない優しさが切な過ぎる。
目に見えない思いやりに護られて、
大事にされたりしているのかも…と、
ちょっぴり考えさせられたりした。
2018|ファイト・ヘルマー
ドイツ・アゼルバイジャン合作
第31回東京国際映画祭(2018年) コンペティション部門「ブラ物語」