『白いキャラバン』映画感想 一度でも道を踏み外したら

羊が可愛いのは、性格が素直で人間に牙を向くことがないからなのかもしれない。だが、一度驚かせてしまうと暴走は止められない。羊と人間って、似てる気がする。過酷で大変なこともあるが 楽しみもあり、代々続いている”誇りある暮らし”。群れに所属する居心地のよさと、同調圧力的暴走…。幸福や正しさ、自分の気持ちに正直に生きること…様々な立場の人間の様々な価値観が怒涛の如く押し寄せ、苦しく、悩ましかった。でも傑作。

1963|エルダル・シェンゲラヤ+タマズ・メリアヴァ共同監督

ジョージア映画祭2022 コーカサスからの風 | 岩波ホール