『桜桃の味』感想 あんたの目が見てる世界は 本当の世界と違う


誰かの役に立つ。
ありがとう、と言われる。

街の景色。子供の声。
飛行機雲の美しさ。猫の可愛さ。
目を奪われるような夕陽…

何もない、誰もいない場所から、
生き生きとした風景へ…

生きる希望を失った男が、
最期の日(予定)に出会った人々との
交流を描いた作品。

唯一、頼みを引き受けてくれた
おじいさんのお話が心に響く。

私自身も生きる喜びを思い出した。

ラストシーンは 監督自身の
生きる喜びなのかも!


1997|アッバス・キアロスタミ
イラン、フランス合作

アッバス・キアロスタミ ニューマスターBlu-ray BOXII


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