信念を貫く と言うと聞こえはいいが、リスクを伴うこともある。人が脆くなるのは その怖さに耐えられないからなのでは。リスクを負っても思い通りになるのなら、まだいい。だが、心折れたまま人生終了 という事態だってあり得るのだ…。個人的見解だが、この映画では最も重要なシーンを、あえて描かなかったように思える。だからこそ、深刻さがより刺さった…。*1 モノクロでシンプルな映像美を感じつつ、続く不穏な音に心えぐられる。
2020|イヴァン・オストゥロホヴスキー
スロヴァキア、ルーマニア、チェコ、アイルランド
*1:状況説明等がない作品のため、私の思い違いということもあり得ます。このブログは映画紹介及び解説ではなく、個人的な感想を載せていることをご承知おきください。