EUFD『オスカーとリリ』映画感想 難民版ヤング・ケアラー

オーストリアで暮らす、チェチェン難民のお話。疲れ果てた母は心が折れてしまうのだが、子どもたちのエネルギーが素晴らしかった!裕福な家庭(里親)に引き取られるものの、母と3人で暮らすことを諦めない姉弟。逃げても逃げても追われ、家族が引き離されるのではという不安は尽きないのだが…。難民を受入れる側の人間も、必ずしも余裕があるわけではない。受入れが上手くいかず、心を開いてもらえなければ、失望感も大きいだろう。

2020|Arash T. Riahi


EUフィルムデーズ2022
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