『心と体と』映画感想 相手に近づいてみる、少しずつ

序盤の食肉処理場が結構グロテスク。でも、だからこそ命の尊さを肝に命じて観られたし、ただの綺麗ごとファンタジーではない空気感が感じられた。この映画はまるで詩のようなラヴストーリーなのだけど、これまで触れたことのないような、斬新な感覚。生きること、異性を好きになることって 動物的な感覚なんだ…と 思った。誰かと夢を共有するのもステキ…。言葉ではなく 相手の感覚を感じとりながら、にじり寄っていく感じがよき。

2017|監督:イルディコー・エニェディ


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