2006|監督:ヤスミン・アフマド
何度観ても号泣してしまうほど思い入れのある作品。
死ぬ前に1本だけ映画を観ても良いと言われたら、私はこの作品を選ぶだろう。
いつもはオーキッド目線で観てしまうのだが、今回初めてムクシン目線で観て、想いを伝えられない切なさを改めて感じた。ムクシンは好きな子を他の男子に触らせたくなかったんだろうなぁ。
また、毎回思うのだけど、この映画の素晴らしいところは何と言ってもラスト。
オーキッドがすれ違いの別れを引きずることなく、次に向かうところがすごく気に入っている。
思い出を大切にしつつも、潔く次に進む姿に未来への希望と若さが感じられるのである。