『メモリーズ・オブ・サマー 』映画感想 ひと夏の母離れ

女の裏の顔を知った少年の、過酷なひと夏。これは詰むな…。同性の私でも この腹黒さはキツい。女性不信になりそう。逆に、男の純粋さが光って見えるほどだ。思い出と夏の美しさがリンクして、切なくも響く映画だった。危ないことはスリルがあるし、興奮する。でも、それがリアルでの幸福とは限らない。魔が差しただけかもしれないけれど、夫と息子の心を同時に失うであろう女の気持ちにも思いを馳せた。興奮が幸福とは限らない…

2016|アダム・グジンスキ


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