原題の「MALABAR」を調べた。「気まずい」という意味らしい。確かに強さというより、気まずさを感じる作品だった。そして、人間らしさも感じる。トンズラしたいけど放っておけない気持ちとか、合意した約束を破らない素直さとか…善人ではないのかもしれないが、結構いいヤツじゃん!被害者のベトナム人も優位になることを主張するだけでなく、荷物を運んでもらったお礼をしたりと、何かいい人…。世の中、意外と悪くない。
2020|マキシミリアン・バディエ=ロゼンタール
MyFrenchFilmFestival 2022
Night Tales(コンペティション部門) 短編作品