邦題はふざけた感じだが、
介護と育児の両立を問う
なかなかヘビーな作品。
女性の出産時期には
タイムリミットがあるし、
仕事や人づきあい等
リアルでは更に、
色々な問題があるだろう。
良いヘルパーさんに出会うのも
難しいだろうし…
だが、映画としては
状況の描き方が本当に素晴らしく、
特に、壊れゆく親の姿がリアルだった。
介護というと、
排泄や入浴等が自力では難しい
要介護の方を思い浮かべるが、
認知症等、自活が難しい症状は
他にもある。
そんな親をどう考えるか、
自分の問題としても考えさせられた。
介護が必要だからといって
人生の全てを捧げる必要があるのか、
ということも…
自分の人生も大切だと思う。
2020|ラファエル・バルボニ アン・シロ
オンライン映画祭「第12回 マイ・フレンチ・フィルム・フェスティバル」
Troubled Identities(コンペティション部門) ベルギー招待作品
MyFrenchFilmFestival