1968|監督:チョン・ソヨン
逃げ腰の男を巡って女同士の戦いが繰り広げられる韓国映画。
と言っても表面的なバトルは少ない。水面下でのドロドロした女心がメイン。だが、思ったほどどちらにも(妻にも愛人にも)感情移入できなかった。愛人があまりにもアッサリといい女的に引き下がったのに納得できなかったし、子どもを手放せる心境も理解しがたい。(表現されてはいるが、やや甘)また、妻も引き取った子に対して継母的な意地悪を一切せず、妙に良い人になっているのがなんか不自然。以外とモメずに引き取ったし。サブテーマは子ども同士のバトルだろう。別れ際がちょっと良かった。