韓国映画1934-1959 創造と開花(その2)

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この時期(韓国映画クラシック)の映画を観るべきかどうかについては、結構悩むこととなった。
正直、今、観たい映画は他にもある。
だが、この年代の映画については、わざわざ自力では開拓しないように思った。
私にはこれが最後の鑑賞の機会かも。(←ちょっと演歌っぽい)

でも。やっぱり社会情勢を知らずに観ても意味ないし…。
もしかしたらまたの機会があるかもしれないので、少し勉強しておこうかな、ということで、
かな〜り重い腰を上げて『アジア映画の森』を読んでみることにした。*1

 

 

概略だが韓国映画史も載っていて、今回のイベント(創造と開花)で選ばれている作品名や監督名も結構出てくる。内容についてはここではあえて触れないが、闇雲に映画を観るのではなく、時代背景を知った上で映画を観ることは、やはり大切なことだと思った。読んで正解。

この本には韓国だけでなくアジアの各国・地域ごとの映画総論や、有名な監督&その作品の紹介などがまとめられており、とても勉強になる。
また、私はこれまでアジア映画ファンのつもりでいたが、南アジアに関しては、ほとんど触れてきていない事実も改めて実感した。(世界は広い…)

これからも根気強く映画と付き合っていきたい。

*1:分厚い本なんです…

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