『J・エドガー』映画感想 FBI 初代長官を務めた男の半生

何を成し遂げたかが その人物の“遺産”だ


8人の大統領に仕え、組織を発展させた
FBI 初代長官。

伝記映画かと思っていたら、
中盤ぐらいから別展開が描き出され、
序盤には想像していなかったラストで
締めくくられた…

家族運には恵まれなかったが、
彼は人を見る目が優れていた。

最期まで誠実に支えてくれた
”右腕”と秘書*1
家族以上の関係だったように思える。

こんなにも長く、人生を共にできる人とは
なかなか出会えないのではないだろうか...


2011|クリント・イーストウッド

J・エドガー [Blu-ray]


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*1:秘書についてはあまり深く描かれていませんが、あの時代の女性としては芯が強く、行動も素晴らしい方だと思いました。監督が特に伝えたかったことではないかもしれませんが、私的には彼女の存在がいちばん心に残りました。

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