2014|監督:キム・ソンホ
懸賞金目当てに犬を盗むことを企てる小学生。
この映画はタイトルの面白さで絶対観たいと思った作品。韓国の子役は可愛い上に演技が上手いのでいつも驚くが、本作に登場する子たちも可愛すぎる! ただ、内容がねぇ…いいのかな、コレ…って思うんだよなぁ。本当は素直で正直で良い子たちだし、お金が必要な理由も、もちろんある。でも、だからと言って犯罪は良くない。子どもが犯罪に巻き込まれるならともかく、犯罪を企ててしまう映画をよく作ったなと思う。正直、韓国以外の国でこういう映画作ってるのは見たことない。昨年観た『お父さんお貸しします』もギリギリだな、と思ってたけど…良くはないけど犯罪ではないのでまあいいとして…それにしても、子どもの可愛さを映画に利用して良いのか悩ましい。面白いことは面白いんだけど、これ、私が他の国の人間だから楽しんでしまっているが、もし日本人監督がこういう映画作ってたら絶対激おこ。(それ以前に日本人は作らない気がするが)韓国人にはウケてるのかな…? 子どもがどうのというより、大人の問題をクローズアップしたいのかもしれないけれど、どうなんでしょう。