『憂鬱な楽園』映画感想 夜と闇を爆走する彼ら

社会に所属してるのに何の貢献も出来ず、何も残せなかったという思いで 自分を責めることって、ある。無念さに諦めがつかないし、不条理にも我慢ならないのだ…。リンクする夜と闇を爆走する彼らに心地よさを感じつつ、どっぷりと見入った。妖し気な灯り、怪し気な音楽…魅惑のアジアがたまらない。悶絶!政治家や警察はいつも正しく、チンピラはいつも悪い。”悪”は いつも誰かに押し付けられ、いつの間にか なかったことにされる。

1996|監督:ホウ・シャオシェン
台湾・日本合作


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