GIE

2005|監督:リリ・リザ

 

「ドナドナ」の弾き語りシーンが最高。
私の幼い頃に歌っていたものとは歌詞が違ったけれど、こういう意味(解釈)があったのか!と思い、驚いた。全体的に映画に挿入されている楽曲のセンスも非常に良い。
他の国の映画になるが、私はこれまでも学生運動の映画を何作か観たことがある。結局未来の幸福のために仲間と一緒に活動している時間が、彼ら&彼女らにとって一番幸せな時間のような気がして、切なさが止まらない。本音で語り合ったり、信頼できる仲間は家族より大切な存在なのかも。彼女へのまっすぐな愛が遺書でしか伝えられなかったのは涙…

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