『ドラッグ・ウォー 毒戦』映画感想 死ぬ時は、貴様と一緒

気持ちを表に出さない、
ポーカーフェイスでの心理戦。

警察に命ごえしつつ、
敵も味方も見境なく発砲する犯人と
潜入先で見事な演技を発揮する警察。

嘘に混じった事実が、
彼らの冷静さを掻き乱す…

匂いが立ち込めるような
時代や風景、不穏な空気が
たまらなかった。

ろう者工場での銃撃戦のシーンにも
めっちゃ心を撃ち抜かれる。

部下には優しい警部。
無情な男の涙。
救いのないラスト…

香港ノワールの世界に痺れる。


2012|ジョニー・トー
香港・中国合作

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