10代の頃、私にも
理想の人とか 憧れの人がいた。
でも、理想や憧れというのは
勝手な思い込みである場合が多い。
思い通りじゃなかったことに傷つき、
自分も変わっていく当時を思い出す。
また、あの校舎が懐かしい人は、
それだけでたまらない作品だと思う。
ようわからん映画ではあるけどw*1
私にとっては
結局入らなかったサークルの
某大学キャンパスに思えたので、
センチメンタルな気分に。
女でありさえすれば良いなんて
全く思わず、
その場所にいること自体が
間違っていると思ってた…
それにしても美術助手が豪華でビックリ。
1985|黒沢清
メモ:
伊丹十三氏が出演されているのが感慨深い。’85年だと既に俳優として活躍し、監督デビューも果たされているが、若手に力を貸すところが何とも粋である。こういう大人って今の日本にもまだいるのかな…
*1:時代を感じられたので私は最後まで鑑賞したが、この手の映画は今はもう作れないだろうなぁと思われる