自分の人生を
親に口出しされると反発する癖に、
親の生き方には口出しする娘に
共感できなかった...
彼女が美人で
男性にモテるのはわかる。
だが、恋愛というより性欲への関心が
高まっているようにしか見えないのだ。
エロティックなシーンが
見どころなのだとは思う。
だが、行為に至る意味合いが
よくわからない。
状況や心境がイマイチ微妙…
私も親が厳しかったから、
反抗する娘の肩を持ちたいと
思いながら鑑賞していたのだが、
どちらかというと
親の気持ちの方が理解できる。
フランスとアルジェリアの関係や
イスラム過激派の内戦等、
私の知識が乏しかったせいも
あるだろう…
作り手の意図を汲み取ることができず
残念に思った。
2020|カミール・アイヌーズ
オンライン映画祭「第12回 マイ・フレンチ・フィルム・フェスティバル」
A Cinema of Desire(コンペティション部門)
MyFrenchFilmFestival