若かりし頃、私は
誰かを喜ばせたり助けたりすることを
当たり前のように思い、
嬉々としてやっていた。
見返りとかお返しを
期待していたわけではない。
だが、気づくと利用されたり
あてにされたりしていて、
愕然としてしまったことがある…
韓国も全てが善とは言えないだろう。
でも、こんな映画が作れること、
こんな世界を
信じられる国であることに、
私は憧れる。
助けてもらえたことに感謝して
感謝の輪が循環する社会。
愛し、愛され、助け、助けられる…
私の住む国も、
それが当たり前になりますように。
2019|イ・ゲビョク