カンボジアのミュージックシーンのドキュメンタリーだが、歴史に翻弄されたミュージシャンの人生も生々しく記録されている作品。後半の壮絶な時代は、あまりにも衝撃的で言葉を失ってしまうが、多くのカンボジアの人々が憧れ、真似をしたのは米国の文化&音楽でもある…。日本でいうところのムード歌謡とか、グループサウンズの曲調が多いように思った。アジア圏がどんなに米国の音楽に影響を受けたのかを改めて知る思いであった。
2014|ジョン・ピロジー
アメリカ、カンボジア
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