大怪我を負った主人公が
先住民に助けられ、反撃&復讐に挑む。
フィリピンの歴史や
先住民の問題が融合されており、
これまでは男性が主人公になりそうな
お話なのだけど、
女性メインで描かれているのが
今っぽいと思った。
甘さはない。
残虐なシーンもあり、緊張感が続く…
それにしても、
汚職同僚や日本軍の残像と戦うのって
女性の役目なのかな?
強いから戦うのか、
女だから狙われるのか、
何やら微妙な気持ちになってくる。
幻想的でアーティスティックな
美しさを感じる映像には、
ため息が出るのだけど…
2021|ミカイル・レッド
第34回 東京国際映画祭(2021) コンペティション