2012|監督:チョ・ソンヒ
色々な”あり得なさ”はひとまずスルーして、ストーリーの面白さはさすがの韓国映画だと思う。オオカミ少年と病弱な少女は、ペット(?)と飼い主という間柄だけでなく、お互いに異性への憧れのような感情が芽生えていた感じがする。懐かしい思い出としてだけでなく、現在へも話は繋がっていて、再会するところも見せ場。
引越をして、新たな環境で年齢を重ねていた主人公。だが、彼は変わらずに彼女を待ち続けていた…ってさすがにそこはスルーできなかったんだけど、映画だから仕方がない。そんな彼を黙って置き去りにする心境をどう理解すべきか迷ったが、思い出は思い出のままで、ってことかもなぁ。