イタリア映画祭 2016

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イタリア映画祭は、毎年ゴールデンウィークにあるので存在を忘れることはないけれど、行けないことが多い。(残念ながらだいたい他の予定が入ってしまう)けれども、1本でも良いから、細くとも長く参加していきたいと思っている映画祭である。

何故そこまでこだわるかというと、イタリア映画は日本で上映される機会が少ないからである。運良くDVDになっても、レンタルショップに置いている期間も短く、見逃すことが多い。選定はやや微妙な気もするが(もちろん人によるとは思う)、良い作品に当たると、その年1年間はどっぷりとその作品のことを考えることになるくらい、忘れられない映画に出会えたりするので、行けない割には大事に思っている映画祭のひとつなのだ。

今年は例年に比べて上手く時間調節ができたラッキーイヤー!
なんと3本の映画を鑑賞。&開会式も初めて経験することができた。全作品の監督orプロデューサーなどの関係者を集め、全員にお言葉を頂くなんてすごーーーい!ずらりと並んだ監督達が超豪華でビックリ。今年は国交150周年というのもあったとは思うけれど、すごく力が入っている感じが伝わってきた。

また、運良くトークセッションにも参加。 昨年観て面白かった『始まりは五つ星ホテルから』のマリア・ソーレ・トニャッツィ監督がいらしていたので、是非ともお話をお聞きしたかった! この監督の映画なら映画祭で見逃しても絶対いつか観られると予想してわざと今回外したんだけど、やっぱり見ておくべきだったかな…と、ちょっと後悔。それにしても、司会の矢田部さんはロングパッセージを気にせず話し続けるイタリア人が3人もいたのに、全く動じることなく、さすがの安定感。

映画に関しては落ち着いたらいつか感想を書きます。
映画は、『オレはどこ行く?』が、超面白すぎ! イタリア映画の中では過去最高の面白さ。
興奮のあまり、感想がすぐには書けなさそう…

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