2000|監督:チャン・イーモウ
好き、ってこういうこと。
今更言うのも何だけど、チャン・ツィイー、最高。可愛すぎる! そして、純朴で情熱的な長い片想いと、結婚してからも変わらぬ気持ちをずっと持ち続けていたことに憧れる。好きな人の役に立ちたいという気持ちとか、話しかけるきっかけがなくて、ただただ遠くから追いかけてしまう気持ちには、とても共感してしまうし。想いが叶うとか叶わないとかは問題ではなく、好きな気持ちは止められない。彼が使った物や、居た場所を何度も思い出したり、小さなプレゼントをずっと大事にしたりと、これぞ女子的片想いの決定版。また、「待つ」ことの意味、時間がかかることをを惜しまない気持ちが、「想い」の深さや強さを感じさせる。想いがあるからこそ、人生には意味がある。
私は自称アジアファンだけど、実はあまり中国映画は観ていない。だけど、去年あたりから少し興味を持ち始め、もしかしたらまた日本に中国映画ブームが来るかも?と予想したので、あえて少し古い作品に触れてみることにした。でも全然古いとは感じない。多分10年後も古くないと思うような気がする。