2012|監督:クリスチャン・ヴェンサン
ハッピーエンドを予想していたが、そう単純ではなかった。以外にもリアル寄り。
力のある人はどんな場所でもその人らしく輝く、という訳ではないらしい。結局は残念な結末(退職)しか選択肢がなかった。どんなに技術があり、真心を込めて人を喜ばせたり、ボスに忠誠心があったとしても、組織には敵が多い。そこでいかに潰されず、自分の功績を残せるか…を、とても参考にしたかったのに残念。
非正規で働く私も残念な結末しか選択できなかった時のことを思い出し、切ない気分になった。偉くなりたいわけでも表彰されたいわけでもない、ただ自分流に仕事をやりたいだけなのに。彼女もきっと、多くを望んではいなかったはずだ。