2009｜監督：ラージクマール・ヒラニ
人は過去を後悔し、未来を心配するものだ、という言葉を耳にしたことがある。なるほど…私がよく感じる不安はこういうことだったのかと妙に納得した。日本は誠実さとか真面目さを評価する国だから、いい加減な人より心配性な人の方が信頼される。でも。だからと言って、不安や心配だけで人生を終えたくはない。
一方で、人からの評価を気にするのではなく、自分の想いを実現させるために思い込みのチカラを推奨する本が最近増えている。ちょうどその手のビジネス書を読んでテンションが上がっていた時にこの映画に出会った。いい。主人公の柔軟さが最高だ。
ポジティブな思い込みの可能性を信じたくなる、チカラのある作品。