マキシモは花盛り

2005|監督: アウレウス・ソリト

淡いラブストーリーかなのかな…と思ったら全然違うので、良い意味でショックを覚えた作品。
主人公マキシモは女の子になりたかった男の子で、カッコいいおまわりさんに恋してしまう。その設定だけでかなり面白いのだが、マキシモが色々な世界を知ることになって人としてぐん!と成長するところが最高なのだ。
ゲイというキャラは「笑い」に変えられてしまうことが多いけれど、この映画のマキシモはそんな風に扱われていないのもいい。もちろんからかう輩もいるが、自分らしく生きているように見える。ラストの女っぷりもたまらない。

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