2014|監督:オリヴィエ・ラアン|フランス、アメリカ、ベルギー、イタリア
心奪われたのは、王妃が自分を変えることに本気になったところからである。
信頼できる人がいない、ハメられた…などなど、確かに気落ちし、立ち直れないほど辛いことだとは思う。しかし、だからといってそれを言い訳にしてダラダラしていても仕方がない。打ちのめされ、人にすがってばかりで自信のない前半と、メキメキ存在力感を示していく後半ではニコールキッドマンの目ヂカラが全然違い、いい女優さんだなぁと改めて思った。自分を信じ、志を態度で示す姿は美しくも勇敢で、憧れる。