2012|監督:ヤン・ヤーチェ
学生運動の時代に盛り上がっていた人たち、って以外とちゃっかり生きてる気がする。(本人的に幸せかどうかは別として)反抗や反発ってそのときは気分が良いものだが、結構一時的かもしれない。
一方で、“自分の気持ちを曲げられなかった人”が、非常に魅力的に思える。色々な見方があると思うが、私は完全に女性目線で鑑賞。特に触れられていなかったが、彼女は双子を産んだ後、亡くなったのではないかと思う。叶わない感じの長い片思いは切なかったが、好きな人に娘たちを育ててもらえたのなら、彼女の人生は案外ハッピーエンドだったのではないだろうか。