ラジオ・スター

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たった二年間だが、
私もマネージャーを経験したことがある。
だから元スターとマネージャーの絆を描いたこの映画を、
とても懐かしい気持ちで観た。


映画の中ではさらっとしか触れられていなかったが、
二人の出会いはさぞかし強烈なものだったと予想する。


特にマネージャーは彼のために頭を下げ、
お金を工面し、
私生活を犠牲にしてまで彼に尽くしまくるのだ。

あんな奴のために、どうしてそこまでするんだよ…
周囲の目は冷ややかだ。


でも。
それはホレた弱みで仕方がない。

私の彼らとの出会いも強烈だった。
まるで落雷にあったような感じだった。

彼らのライヴにはじめて行った日のライヴ終了直後、
「私は絶対マネージャーになる!」と絶叫したことを
今も鮮明に覚えている。


周囲の大人からは
「なんであんな奴らの為にそこまでするんだ?
君は君の人生を生きなさい」
と、何度諭されたことか。


女の子達からは当然嫌がらせを受けたし、
徹夜作業もいとわなかったため、
当然学校の課題ができず、
先生にも怒られる日々…。


それでも、彼らと過ごした日々は本当に最高だった。


私の人生の一生分の幸せを過ごしちゃってるんじゃないか
と、当時でさえ思っていたし、
今でも、あれは特殊な幸せすぎる幸せだったと思う!


あの頃のみんな、私は今でもみんなのことが大好きだよ。


みんながどんな土地にいても、どんな仕事をしていても、
二度と会えなくても。

何も出来なくなった今でも、愛してます。
いや、ほんとに。

〈シネマコリア2007〉