『アスファルト・バーニング』映画感想 イカレた改造車で挑む

おバカっぽいきっかけだけど、
花嫁の女友達に挑発されて
レース対決をすることになるお話。

国境を越え、
ポルシェに対抗できる車を準備し、
レースに臨む花婿。

やっぱりレースは男のロマンよね…

序盤は情けなかったけど、
だんだんいい奴に思えてくる。
車好きの仲間達もよき。

ゴール間際のレースシーンは
思ったより本格的で、手に汗握った。

破茶滅茶コメディかと思ってたけど、
レースシーン 良かったなぁ〜!


2020|ハルバルド・ブレイン

Netflixオリジナル映画
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【特集】アッバス・キアロスタミ監督作品に浸る

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私はブドウの皮をむいて食べるのが好き。

だけど、最近のブドウときたら、種がなく、皮が薄いものが多い。ブドウ好きの母は、皮ごと食べられるブドウを喜んで食べている。…それが普通だろう。どう考えても、皮をむく手間がない方が食べやすい。それはわかっているのだけれど、どうしても私は皮をむきたい。家族の中で、そんなことに固執するのは私だけである。むいた皮はゴミになるし、見た目が汚い。しかも、食べるのに時間がかかるため、その頑固さには眉をひそめられてしまう…。

繰り返しになるが、皮ごとブドウを食べないのは、”むいて食べるのが好き”だからである。何と言ってもブドウの味や香りが好きだし、上手くむけると嬉しい。思うようにむけない時のイライラも含め、「ブドウを食べる時間」が楽しいのだ。その時間をできるだけ大切にしたい。そんな風に考える人は、ほとんどいないだろう。でも、効率の悪さに潜む幸福を見つめたい人は、きっといるはず…。

キアロスタミ監督の映画について考える時、効率の悪い自分自身についても考えさせられる。無駄な努力の行方は無惨なこともあるけれど、何とも言えない共感に、胸が高鳴る。
これまでに鑑賞したアッバス・キアロスタミ監督作品を振り返りながら、その世界に浸ってみたい。



そして映画はつづく

  • Ⅰ. 行けないかもしれない世界への憧れ
  • Ⅱ. 子どもへのまなざし
  • Ⅲ. 不便さを超える熱量
  • Ⅳ. 頑固さと素直さと心強さと
  • Ⅴ. そしてキアロスタミはつづく…
  • Ⅵ. まとめ 〜アッバス・キアロスタミ監督の世界に浸る〜
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『モロッコ、彼女たちの朝』映画感想 明けない夜はない

最初から自分が間違ってるなんて
思う人はいない。

誰にも頼れずひとり、
弱い立場ならより真剣に
自分の立場や今後を考えるはず。

でも、この世に絶対などはなく、
凝り固まった考えが
必ずしも正しいとは言えない…

弱い立場の女性が、
さらに弱い立場の女性に
手を差し伸べる物語。

美味しそうな料理と
パステルカラーの世界に
魅了される映画だった。

補助や施しではなく、
背中を押されて変わる心…

明けない夜はない。


2019|マリヤム・トゥザニ|| 映画館
モロッコ・フランス・ベルギー合作

映画『モロッコ、彼女たちの朝』公式サイト