連続更新を目標としておりましたが、家族に不幸があり、更新が難しい感じです。
落ち着いたらまた再開したいと思いますので、よろしくお願いいたします。
『白いキャラバン』映画感想 一度でも道を踏み外したら
羊が可愛いのは、性格が素直で人間に牙を向くことがないからなのかもしれない。だが、一度驚かせてしまうと暴走は止められない。羊と人間って、似てる気がする。過酷で大変なこともあるが 楽しみもあり、代々続いている”誇りある暮らし”。群れに所属する居心地のよさと、同調圧力的暴走…。幸福や正しさ、自分の気持ちに正直に生きること…様々な立場の人間の様々な価値観が怒涛の如く押し寄せ、苦しく、悩ましかった。でも傑作。
1963|エルダル・シェンゲラヤ+タマズ・メリアヴァ共同監督
『強い男』映画感想 パリのベトナム人?!
原題の「MALABAR」を調べた。「気まずい」という意味らしい。確かに強さというより、気まずさを感じる作品だった。そして、人間らしさも感じる。トンズラしたいけど放っておけない気持ちとか、合意した約束を破らない素直さとか…善人ではないのかもしれないが、結構いいヤツじゃん!被害者のベトナム人も優位になることを主張するだけでなく、荷物を運んでもらったお礼をしたりと、何かいい人…。世の中、意外と悪くない。
2020|マキシミリアン・バディエ=ロゼンタール
MyFrenchFilmFestival 2022 2/14まで開催中
Night Tales(コンペティション部門) 短編作品