しばらくお休みします

連続更新を目標としておりましたが、家族に不幸があり、更新が難しい感じです。
落ち着いたらまた再開したいと思いますので、よろしくお願いいたします。

『黄金の七人』映画感想 完璧過ぎる偶然

ため息が出る完璧さだった。充分に練られた計画を 充分に考えられた人選で、ソツなくこなしてしまう華麗さ。多少のドキドキはあるものの、ほぼ順調にコトが運ぶ安定感。テーマが幾重にも重なる作品だと疲れることもあるけど、シンプルに目標達成されていく光景は超心地良い。色彩も音楽もご機嫌でめっちゃブラボー!だからこそ、ラストの完璧すぎる偶然にはぐうの音を出すしかないと思った。グーググーググー!(エドはるみさん?!)

1965|マルコ・ヴィカリオ


『ディーパンの闘い』映画感想 ニセの人生なんてない…

家族を救えなかった心の痛み。同じ過ちを二度と繰り返すまいとする、主人公・ディーパンに釘付けになった。病んだ心を癒す間もなく、内戦中のスリランカから渡仏。言葉が通じなくとも希望を捨てず、懸命に生き延びようとする…。本当の妻じゃないし、本当の夫でもないし、本当の子供でもない…渡仏するために体裁を整えただけの3人の心の動きに、心が揺さぶられた。荒々しいシーンもあるけれど、スタイリッシュな映像に魅せられる。

2015|ジャック・オーディアール
第68回 カンヌ国際映画祭(2015) パルムドール


『白いキャラバン』映画感想 一度でも道を踏み外したら

羊が可愛いのは、性格が素直で人間に牙を向くことがないからなのかもしれない。だが、一度驚かせてしまうと暴走は止められない。羊と人間って、似てる気がする。過酷で大変なこともあるが 楽しみもあり、代々続いている”誇りある暮らし”。群れに所属する居心地のよさと、同調圧力的暴走…。幸福や正しさ、自分の気持ちに正直に生きること…様々な立場の人間の様々な価値観が怒涛の如く押し寄せ、苦しく、悩ましかった。でも傑作。

1963|エルダル・シェンゲラヤ+タマズ・メリアヴァ共同監督

ジョージア映画祭2022 コーカサスからの風 | 岩波ホール

『サイゴンクチュール』映画感想 愛すべき民族衣装、アオザイ

新旧のコラボに嫌悪感を感じることがある。あまりに別モノになっていると、それは違うでしょ!と突っ込みたくなるからだ。タイムスリップの映画としてはやや微妙なところもあるが、そんなことより、こんなにも明るく楽しいベトナム映画があるんだ!ということが嬉しくて、素直に感動した。新旧コラボのアイデアも悪くない。結局は自分で自分を救うことになるのだけれど、才能や強さ、感謝の心…彼女の良い面(本質)に 胸熱になった。

2017|グエン・ケイ チャン・ビュー・ロック
ベトナム映画祭2018、第13回 大阪アジアン映画祭(2018):『仕立て屋 サイゴンを生きる』


『パパとムスメの7日間(2017)』映画感想 お互いを知る

男女が入れ替わる設定のストーリーって昔からあるし、何となく展開も読めるのだけど、それでも韓国映画ってやっぱり面白い!すれ違っていた父娘が入れ替わり、お互いの立場や気持ちに気づいていくハートフル・コメディ…何だかんだで最後はホロリとさせられる。可愛い顔立ちなのに何故か悪役の多いユン・ジェムンが本作では娘想いの父親を好演。ハマり役にほっこり。実年齢より若い役だが違和感のないチョン・ソミンも可愛い。

2017|キム・ヒョンヒョプ
第13回 大阪アジアン映画祭 (2018年)


『強い男』映画感想 パリのベトナム人?!

原題の「MALABAR」を調べた。「気まずい」という意味らしい。確かに強さというより、気まずさを感じる作品だった。そして、人間らしさも感じる。トンズラしたいけど放っておけない気持ちとか、合意した約束を破らない素直さとか…善人ではないのかもしれないが、結構いいヤツじゃん!被害者のベトナム人も優位になることを主張するだけでなく、荷物を運んでもらったお礼をしたりと、何かいい人…。世の中、意外と悪くない。

2020|マキシミリアン・バディエ=ロゼンタール

MyFrenchFilmFestival 2022  2/14まで開催中
Night Tales(コンペティション部門) 短編作品


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